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【報告】東京都高等学校ボードゲーム連盟「第2回交流大会」に参加しました(2019/6/9)

第2回東京都高等学校ボードゲーム交流大会に参加しました。(主催:東京都高等学校ボードゲーム連盟

2019年度の交流大会は「中大杉並」「日本学園」「(私)武蔵」「朋優学院」「東京実業」「千葉県立柏の葉」の6校参加でした。参加者も70人弱ぐらいだったと思います。なかなかの規模でした。

参加校紹介で各校の部員が全員起立で挨拶するのですが、中大杉並は29名。他校の生徒たちから「おおー!」というどよめきがありました。どうやら中大杉並は一大勢力として注目されています。部員たちは自覚を持った活動を意識できたでしょうか・・・

交流会の様子は一流のボードゲームライター、「ふうか様」による取材記事2本をご覧ください。

「東京都高等学校ボードゲーム連盟『第2回交流大会』を見学」(ふうかのボードゲーム日記)

「高校生たちの笑顔が弾む!東京都高等学校ボードゲーム連盟『第2回交流大会』が開催されました」(WEB文芸ボードゲームブロガーふうかが行く!)



さて、顧問が感じたことをいくつか。

■知らないゲームとの出会い・新たな人との出会い

「ハッピーサーモン」「髑髏と薔薇」「コヨーテ」など、思考ゲーム研究会の活動では触れたことのないゲームとの出会いがあったと思います。新たなゲームとの出会いはその人の世界観を広げ、知識や経験が増え、成長を促します。
 
そして、中大杉並以外の5校の生徒たちとプレイすることで、様々な人との出会いがあったと思います。初顔合わせは不安だったかもしれませんが、ゲームが始まればそこはボードゲーマー。楽しい時間があっという間に過ぎ去っていたと思います。ボードゲームを通じてその人となりが分かり、自分自身を振り返り、人脈が広がり、友人が増えることもあります。

古今東西、高校生は自校の仲間との狭い世界で楽しく過ごす傾向があるものです。そんな壁を(無理やりにでも)乗り越え、広い世界に触れ、驚き、感動し、時に悩み、楽しむことを経験してもらうために、交流大会は全員参加を原則としています。

世界は刺激に満ち溢れていること、新たな出会い(≒他流試合)が成長を促すことを心と体で感じてもらえたら顧問として嬉しい限りです。

■インストとゲームマスターを通じて

各校持ち寄りのゲームを各校の生徒がインストしました。中大杉並もいくつか持っていきましたが、最もプレイされていたのが「テレストレーション」でした。交流大会のような場合、パーティーゲームが盛り上がるのは定石なのでしょう。「テレストレーション」は画伯大活躍の抱腹絶倒ゲームではありますが、ゲームマスターのトークも盛り上がりには必要不可欠です。お題の決定、絵をかくとき、スケッチブックを渡されたとき、何が描かれたかを文字で書くとき。そして、答え合わせの時間。リアルタイムゲーム実況というゲームマスターの腕前が試されたことでしょう。

ステージ上で何度も立てられた「タブラの人狼」。人狼はゲームマスターの仕切り一つで世界観や楽しさが大きく変わるものです。決着がつくときのトークは最も盛り上がる場面なのは言うまでもありません。ある意味、プレイヤーよりもゲームマスターの方が腕前が必要となるゲームです。

ボードゲームはプレイする人だけでは成立しません。インストやコーディネートを担当するゲームマスターの存在が大切です。様々な関わり方があることを体感してもらえたでしょうか。

■世界に通用する人になるために

思考ゲーム研究会の設立当初はゲームをプレイし、文化祭に出展し、部員を集めるだけで精一杯だったと記憶しています。5年目を迎えた現在では、連盟があり、他校との交流もあり、文化祭で賞を取り、選手権大会という目標もでき、部員も多く、地域貢献活動もしています。このような思考ゲーム研究会において、顧問として新たな目標を追加しました。
世界に通用する人を目指す
この交流大会は部員たちの視野を広げる貴重なビッグイベントです。各校様々なゲーム活動をしており、お互いのゲームを持ち寄り、インストし、ゲームを楽しみます。これは異文化交流であり、他流試合です。異文化交流や他流試合が人としての成長を促すことは、ボードゲームでも同様です。

交流大会での経験が新たな目標「世界に通用する人を目指す」への第一歩になれたことを、顧問として期待します。

おまけ
千葉県立柏の葉高校ボードゲーム同好会の活動記録
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2019-06-28 22:56 : 活動報告 :

2019年度 年間行事予定

■2019年度 年間行事予定
 4/9(火) クラブ紹介@一体、体験会@特別教室1(予定)
 4/中旬~下旬 新入生歓迎ゲーム体験会
 5/上旬 部会(部員顔合わせ)
 6/上旬 保護者会
 6/9(日) 東京都高等学校ボードゲーム連盟総会・交流大会@武蔵高校中学校

 8/上旬 夏合宿@秩父(予定)
 9/21(土)22(日) 緑苑祭出展
10/未定 図書館ボードゲーム会
11/4(月振) 東京都高等学校ボードゲーム選手権大会@都内
11/未定 学童ゲーム体験会

■その他 ( )は2018年度の日程
 1学期 カルカソンヌ日本選手権予選会
 (5月) モノポリー会長杯
 (6月) カタン名人戦
 7/27(土) カルカソンヌ日本選手権@すみだ産業会館
 (8月) モノポリー名人戦
 (9月) モノポリー日本選手権関東地区大会
 (12月) 今年最後のカタン大会

以上
2019-04-19 22:50 : 行事予定・活動等記録 :

【報告】第1回選手権大会「カルカソンヌの部(決勝戦)」テキストカバレージ

※ 本稿は顧問が試験的に作成したテキストカバレージです。(2019/1/29訂正)

東京都高等学校ボードゲーム選手権大会
カルカソンヌの部 決勝戦

恐らく日本初となるであろう、都内の高校生カルカソンヌチャンピオンを決める一戦。対局前の2人の様子からは緊張は見られない。それもそのはず。中大杉並思考ゲーム研究会の先輩・後輩の対戦である。決勝戦までの様子を振り返りながらプレイヤーを紹介しよう。

小川(中大杉並B)
予選グループAを4戦全勝で通過。準決勝は予選グループBを2位で通過した朋優学院Aと対局し、後手ながら11点差で下した。中大杉並高校思考ゲーム研究会の会長でもある小川は満を持して決勝戦に臨む。

高梨(ワイルドカード(中大杉並))
ワイルドカードは参加チーム調整のために参加した育成枠(高梨と黒坂で1チーム)である。
予選グループAでは高梨と黒坂がそれぞれ1勝1敗の計2勝2敗で終えた。予選3位通過と思われたが、2勝2敗が3チームとなり得失点差で2位通過となる。準決勝では黒坂が中大杉並Aの先輩と対局し、まさかの30点差で金星をあげる。黒坂から決勝戦を託されたポーカーフェースの高梨、胸中やいかに。


先攻:小川

先攻と後攻を均等にするルールから、先攻は小川。《カーブ》にミープルを立たせる初手に続き、2手目の《リップ》で即4点。続く手番でも《リップ》から《道なし三角》、《リップ》で6点と得点を10点に伸ばす好スタート。

後手の高梨は《修道院》にミープルを立たせる立ち上がり。着実に周りを敷きつめたいがその手は遅く感じる。

小川が《道付き三角》で道ループ4点を取るが、高梨はこの《道付き三角》に《土管》を配置しミープルをセット。続けて《左カーブのリップ》で即8点の都市完成を狙う。

小川は高梨の都市の完成口に《リップ》で相乗りを仕掛けるが、高梨も完成口に《T字リップ》で相乗りを仕掛け2対1で小川のミープルを無駄にする一手を返す。ほどなく高梨は《道なし3辺》を引き当て、12点都市を完成させて小川に詰め寄る。

高梨は1枚目の《道付き修道院》を初手の《修道院》に隣接させてミープルを立たせる積極的な手を打つ。その後も修道院ポケットに2枚目の《道付き修道院》をセットしミープルを立たせ、手持ちのミープルは4個と余裕の展開だ。

草原戦は中盤戦から動き始める。小川が6点草原に寝て、これを高梨が追いかける展開。小川は6点草原の12点都市の裏側にある9点草原に寝て、相乗りできなくても優位な草原戦を選択する。

高梨は焦ったのか、《紋章付き道付き3辺》にミープルをセットという緩手を打ってしまう。これを見た小川は緩手はいつでも破壊出来ると踏んだのか、《修道院》を高梨の《修道院》《道付き修道院》の側にセットしミープルをたたせたり、近くにハート都市の建設を目指したりと大量得点を狙う。

2019-01-04-カルカソンヌテキストカバレージ
手前の緑(高梨)はやや強引な草原の相乗りを仕掛けているし、奥の黄(小川)は4点都市で殺されている。緊張感と限られた時間が生んだ隙は確実に突かれている。

そうこうしているうちに高梨が《リップ》、《土管》を引き当て10点都市完成直前まで進める。小川も《3辺都市》を完成口にセットし肥大化を狙うが《T字リップ》と《紋章付き土管》を《3辺都市》にセットし、18点都市完成直前まで進める。

結局、小川は《修道院》とハート都市の計19点、高梨は18点都市を完成して終盤戦へと向かった。

数手を残した得点ボードは先手小川50点、後手高梨62点。

小川は道を伸ばして地道に点数を稼いだり、草原の相乗りを阻止したりと出来ることを着実にこなす。

一方高梨は草原戦を諦め、立て続けに引いた修道院を3枚並べて点数効率を優先。都市タイルに残されたミープルを立たせて寄せていく。

後手高梨の最終手は3点草原、先手小川の最終手は6点草原。得点ボードと盤面を見比べても勝敗はすぐに分からない僅差な状況のなか、2人は丁寧に得点処理を行う。

小川 97 - 95 高梨

Winner:小川
2019-01-04 16:08 : 活動報告 :

【報告】学童クラブで出張ボードゲーム会をしました。(2018/11/9)

コンビプラザ桃井キッズクラブのお呼ばれで、学童ボードゲーム会を開催しました。

2018-11-28-【学童ゲーム会】おばけキャッチ
定番中の定番ですが、相変わらず大人気の「おばけキャッチ」。とにかく子供達の勢いが凄く、何度もビンやオバケをつかんでいました。部員は子供達に圧倒されていましたが、なんとかこなしたようです。

2018-11-28-【学童ゲーム会】クアルト
思考力が試される「クアルト!」ですが、こちらは学齢でプレイに差が出ました。やはり低学年には難しかったようです。逆に、4年生だとアレコレ考えながら楽しめるようですね。

2018-11-28-【学童ゲーム会】ナインタイル
学童では初めてのナインタイル。お題のとおりにタイルを3×3に並べるだけのゲームですが、これがなかなか出来ません。完成が突然なのも楽しいポイントです。

2018-11-28-【学童ゲーム会】全体像
ゲーム会が終わった後、学童のみんなから挨拶があり、お手紙を頂きました。

今回のゲーム会も初参加の部員だけでこなしました。子供達を上手に盛り上げたり、臨時でルールを追加したりと、それぞれの工夫が見えました。この経験はきっと将来、役に立ちますよ!
2018-11-28 22:08 : 活動報告 :

【報告】東京都高等学校ボードゲーム選手権大会に参加しました(2018/11/3)

第1回東京都高等学校ボードゲーム選手権大会(於:武蔵高等学校中学校)に参加しました。記念すべき第一回は10チーム(5校+ワイルドカード1)での開催。過去の経験が何もなく、お互いのことも何も知らないプレイヤー同士が、新たな歴史を切り開く大会となりました。

2018-11-17-第1回選手権全体像.jpg
選手権大会は『モノポリー』『カタン』『カルカソンヌ(二人対戦)』各1名(+リザーバー2名以内)の団体戦形式です。各ゲームの順位に対して順位ポイントが与えられ、3つの順位ポイントの合計ポイントで順位が決まります。真剣にプレイする各チームの生徒たちと、鋭い目線で見学するリザーバーたちから、熱気が伝わってきます。

2018-11-17-第1回選手権モノポリー.jpg
ブラウン、ライトパープル、イエローが立ち並ぶ中盤戦。グリーンの独占からは脅威が見えず苦しい展開でしょうか。様々な思惑の中の一投です。

2018-11-17-第1回選手権カタン.jpg
青にロンゲストを取らせながら薄い鉄を使って勝利した盤面。どうやって鉄を調達したのか想像がつきませんが、9のかぶり目が強い感じです。初期配置はどうだったのでしょうか・・・?

2018-11-17-第1回選手権カルカソンヌ.jpg
18点草原を奪い合う中、道6点を獲得する場面。混みあっている赤の都市が完成するのか、多重破壊が速攻で決まるのか。緊張の続く中盤戦です。

『モノポリー』、『カタン』、『カルカソンヌ』は日本選手権(同予選会)が毎年のように開催されており、それぞれに対して協会や実行委員会が組織されています。このような公式大会が存在するゲームだからこそ、選手権大会で取り組む価値が増加します。今回の大会参加者の中から、公式大会で活躍するプレイヤーが出てくるかもしれませんね。

中大杉並の大会結果と選手コメントは以下の通りです。
【Aチーム】
総合1位(優勝)
カタン1位(優勝)
 私は3年生なのでこれが最後のイベントでした。結果、後輩と協力して総合優勝とカタン優勝を得ることができました。私はカタンに2戦出場し、両方勝利しました。カタンをプレイするときに意識していた岸野配置先の誘導や交渉などの運以外の要素を使って勝てたので悔いはなかったです。もう出られないのが残念なほど楽しい大会でした。

【チームB】
カルカソンヌ1位(優勝)
 私はS君と共にBチームカタンプレイヤーとして出場しました。プレイ経験の差はありましたが、今回は多少のプレイミスこそあれ、ダイスの女神と妖怪1ターン足りないに翻弄されたことは良い経験でした。2ゲーム目は特に白熱し、他校の生徒と共に親睦を深めることもできました。来年は習熟度もさらに縮まると思うので、対戦が楽しみでもあります。

【カルカソンヌ ワイルドカード】 
2位(準優勝)
 カルカソンヌのワイルドカードは、2人とも初戦では負けてしまったが、試合を重ね対策を考えたり、相手が連戦で疲れも見えたりしてきたので、なんとか勝てるようになってきた。最後は負けてしまったが、また次の大会では、今回の対策を考え、建設・防御・破壊をより上手にできるようにしたいです。

【顧問総括】
 初めての選手権大会ということで、生徒達は開催直前まで不安と期待が入り混じっていました。いざ蓋を開けてみると、集中してゲームに取り組み、その結果をチームに持ち帰り、次に活かしていたようでした。ラウンドの合間には他校の生徒と談笑する場面もあり、他校の部員たちとの交流もできたようです。
 大会の結果としては、「総合優勝」「カタンとカルカソンヌで優勝」「ワイルドカードのカルカソンヌ準優勝」と華々しい感じがします。その一方で「モノポリーの経験不足」や「チームAとチームBの実力差(≒層の薄さ)」といった課題もあります。「勝って驕らず、負けて腐らず」として成長に向かっていきたいと思います。
 ご声援、ありがとうございました。

おまけ1
ボードゲーム業界の有名ブロガーであるふうか様が選手権大会を取材されました。本校生徒の様子も記事に書かれています。
『第1回東京都高等学校ボードゲーム選手権大会』が開催されました
また、開催告知記事では、部員(当時)たちのエプロン姿も見えました。
高校生たちのボードゲーム選手権、11月3日に開催予定

2018-11-29追記
週刊じゃむたん通信様のブログにも選手権大会の様子が報告されていました。発見が遅れてしまった・・・
第1回東京都高等学校ボードゲーム選手権大会

おまけ2
選手権に関する様々なツイートがありました。








おまけ3
選手権大会の選手宣誓は本校生徒が担当しました。全文を掲載します。
宣誓

私たち選手一同は、ボードゲーマー精神にのっとり、練習の成果を発揮し、「また明日あなたと遊びたい」と言われるよう、全力でプレイすることを誓います。

平成30年 11月3日
選手代表 ★★ ★★
2018-11-17 23:10 : 大会結果 :
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